2011年09月15日

あと2週間・・・。

気がついたらもう9月も半ばでありまする。こっちきておおかた一ヶ月だなあ。9月いっぱいで研修終わりだから、あと2週間。もうみんなバテ気味で、3連休×2を楽しみにしてるひとが多いみたい。休憩室に全国から送られてきた地酒がゴロゴロしていて、とても呑みきれる量ではない。「越乃寒梅」をはじめ銘酒がいっぱいあるんだけどなあ。昨日、有志が集まり「居酒屋」を開店したが、みんな飲み過ぎてあえなくきょうは休業してました。

このあいだ立川の駅前の本屋さんに期待もせずに入ったら、デカイでやんの(汗)。洋書も扱っている。さすがにいっぱいってわけではなかったけど、売れ筋のPBはいちおう置いてるみたい。記念に(何の記念だ)一冊購入。むろんまだ読んでません。なんかユーモア小説みたいなかんじだけど・・
maf_the_dog_jpg.jpg

ついでに猪瀬直樹「ピカレスク 太宰治伝」も購入。なんだか太宰治づいてるけど、この作者の「ペルソナ 三島由紀夫伝」「マガジン青春譜」(川端康成と大宅壮一)は読んでいて、この作品が3部作の最後という位置づけらしい。太宰の前半生にどっちかいうと比重がかかっている。例の自殺の真相については、太宰治は苦しくなると「自殺未遂」をやらかす男だったらしい。心中も2回試みて(?)いる。なので本当は死ぬ予定ではなかったんだけど、予想外に山崎富栄が「有能」だったせいで心中が成就してしまったーってのが作者の推理である。
picalesque.jpg

最初の心中未遂は女が死んで太宰は生き残ったってので有名だけど、場所が江ノ島だったと知ってちょっとビックリ。へえ〜。なんか「づいてる」なあ。この作品は太宰治の師匠、井伏鱒二も同時に描いていて、こっちも興味深い。「黒い雨」の成立過程とその秘密(ネタ本からの直接的な引用が多い)を明らかにしている。なかなか面白い推理でした。

井伏鱒二という名前はたぶんワシがいちばん最初に憶えた文学者の名前。小学生のとき「黒い雨」を読み、感動して・・・ではない。「ドリトル先生」の翻訳者としてだ。愛読したなあ。なのでぼんやりと英文科かどこかを出た作家で英文学の専門家だと思ってたら、そういうわけでもないみたいだ。「ピカレスク」のなかで、戦争で招集されシンガポールで地元向け新聞の編集をやれといわれ、「英語ができない」から断ったという描写がある。

真相は、児童文学者の石井桃子さんが下訳したものを近所に住んでいた井伏鱒二がこなれた日本語にした、というものらしい。戦時中の話だとか。戦後も引き続き翻訳を続け、完訳となったらしい。しかしいまだに名訳として名高いものだし、やはり和訳というのは国語力がモノをいうんだなあ・・・。


昨日、チャリンコにのって外出。用事を済ませ、適当にこっちの方向だろうと当てずっぽで漕いでたら、ぜんぜん違うところにいってしまった(汗)。ぜんぜん知らないトコロだし、どんどん暗くなってゆくし、小学生の頃知らないところまで自転車で行って迷った感覚を思い出した。不安だけど、もう大人なので怖くわなかったです(笑)。JRで2駅も向こうに行ってしまった(汗)。

それでJR沿いに帰ってきたんだけど、西立川駅の前をとおったときこの駅を歌った曲を思い出し、またシミジミしたのでございます。荒井由実時代の曲は本当にいいなあ・・・。


posted by デンスケ at 23:45| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
きたで。
どうしたん。。。。なんかやっぱりホームシック〜?(笑)しみじみモードやん。。

明日から岡山湯郷温泉いってくるわ。
なでしこJAPANのメンバーの誰かにあえるかな。知らんけど(爆)ほなな〜。


Posted by 大阪の主婦 at 2011年09月16日 11:05
大阪の主婦さん、こんにちわ。お昼休み、ごはんはホイコーローのお弁当でした。

そやねん。センチメンタルな気分なワシや。
行ってしまう夏や、もうすぐ終わる異郷での生活、故郷に置き去りにした妻子を思うとどうしてもな・・・。

そやけど、もう2度とこんなとこに来ることもないんやろな、思ったらやっぱりシミジミするで。平凡な日常からしたらエポックやし。そしてまた平凡な日常に戻っていくんやな、思ったり。たくさんの人が住んでいて、たくさんの人生があるんやな、と。一行も書いてないけどワシは詩人やねん。

もうセミも鳴かなくなったね・・・。
Posted by でんすけ at 2011年09月16日 12:38
異郷での、というところで
わははははははははは〜!!と吹きだしてしまいました(陳謝)。

私も日大&慶應と夏スクで上京して何週間かのおのぼりさん暮らしをしました。

ところが娘が横浜に暮すようになって
その「異郷」だったところが「日常生活の場」に変化してしまった。

そうすると、まぁ人間どこでもやることは同じやんなぁと
あっという間に非日常性が消え去ってしまいました(涙)。

魔術も夏も一瞬の夢だから懐かしむのでしょう。

もう半月したらまたベッタベタの関西生活に逆戻りですね。
勤務先に戻ったらやせ我慢して標準語で話し続けたら・・・イヤミな奴と妙に目立ちまっせ〜♪
Posted by sylphide0927 at 2011年09月16日 16:58
こんばんわ、シルフさん。

異郷のペシミスト、でんすけです・・・。
まあ日本のどこにでもある街なんでしょうが、この先どこに行くでもないワシとしてはちょっと思い出ができそうです。来る前は東京の観光地・・と思ってましたが、そういうとこはいつでも行こうと思えば行けますしね。

京都も一大観光地ですが、何百回といってながら有名どころにはどこも行ってなくて出町柳の辺の風景や修学院の友人の下宿を懐かしく思い出します。日常のなかの非日常というか、人生の祝祭日というか。

ワシは荒井由実どまんなか世代なのですが(コバルト・アワーが出たときにはびっくりした)、歌の世界がとても似合ってる気がします(荒井由実は八王子出身)。

というわけで、オッサンはyoutubeで荒井由実の歌を聴いて感傷にひたるのです(笑)。
Posted by でんすけ at 2011年09月16日 21:52
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