
昨年、アメリカでもっとも話題になったとかいう小説。
アメリカ北中部の街ミネアポリスのミドルクラスのカップルが主人公。生真面目でほとんど堅物といっていいWalter、元大学バスケットボールの優秀な選手できわめて競争心が強いがいまは専業主婦として二人の子供の母親のPatty。いささか下の息子、Joeyに構いすぎるのか優等生の姉JessicaはPattyと距離を置いている。
ごく普通のミドルクラスの家庭だけど、Joeyが父のWalterのコントロールと母Pattyの過干渉に反抗。あまり評判のよろしくないWhite-Trashの隣人、モナハン家に転がり込んでそこの娘、Carolとねんごろに。ここから一家の危機が始まるのだけれどー。
長い長い小説のわりにストーリー自体は単純。半分くらいまではなんとかがんばったけど、あまりにもストーリーが動かないのとしつこい描写にうんざりして後半は飛ばし読み。なんてのかな。小説のつくりとしても視点が複数人から描かれるから、統一性がないような。
アメリカで評論家に絶賛されたっていうけどなんだかな〜。アメリカ人が読んだら面白いのか?そのへんを差し引いたとしても冗長にすぎる気がするんだけど。ストーリーが少しも面白くなかったし。今のアメリカが抱えている問題を鋭く反映してる、つうけどそれでは時代が過ぎればあっという間に陳腐なものとなってしまうだろう。あれだけ高く評価されてるのだから、なにかしら普遍的なものがあるんだろうとがんばって読んでみたんだけど、ダメでした。
米amazonの評価を念のため見てみたけど、評価分かれてるな〜。「プロットがめちゃくちゃで当惑する」ってコメントがあって、まさしくワシが思ってたのと一緒でちょっと安心しました。細部で全体を構成しているような作品だと思う。その細部に耐えられないのと(これは作者の責任ではないけど)ワシの英語力のなさがあいまってなんともツライ作品でした。アメリカ人のメンタリティに詳しくて英語力あるひとなら、とてつもなく面白いのかもね。
現代文学の読み手として、ワシはなにか欠けたものがあるのとかなり凹んだ。これは英語力だけの問題ではない。ストーリー、つまんないんだもん。読み終わるや否や、PBが発売されたばかりのKeith Richards "Life"をamazonでクリックしちまっただよ。

ワシがPBを読んでるのはまず第一に楽しみのため、英語力向上は結果としてついてくりゃいいやと思ってるんで面白くなければすぐに放り出すんだけど、珍しくがんばって読んだだけに落胆が大きい。やっぱり食事といっしょでおいしく頂いてこそ身になると思うんだけどな〜。
これでことし10冊。月2冊は堅持しとるの(笑)。キースの自伝、楽しみやわあ。Audio Bookもあって、ジョニーディップが朗読してるんだとか。
今日何すんの?(笑)
ほなな〜。
きょうはね〜朝から地理の勉強した。ひきつづきダラダラやるつもり。
@日本でいちばん水量が多い湖はどこか
Aギネス認定世界いちばん狭い海峡はどこにあるか
B日本でいちばん透明度の高い湖はどこか
(答え)
@支笏湖
A小豆島
B龍泉洞の地下湖
ただの雑学っぽいけど・・・。
しょうもないローカル番組の撮影で、たらいに乗って渡るっちゅう番組ロケが昔あったわ。
朝からがんがん家事消化中や。洗濯二回、風呂掃除、パパワイシャツアイロン完了。昼からすーぱーいくねん。
来週一週間スーパー改修工事で休みやて。こわ(泣)買いに行くとこ遠くなって不便になる。
ほなな〜。
勉強いつするのやろ。私(涙)
おおっ、さすがは地元やな。案内士の試験には出そうにもないけど・・・。Bは憶えておいたほうがええやろな。岩手県やで。
うちの近所、マンション乱立で「スーパー出店ラッシュ」やねん。いちばん近いヨーカ堂は高いねんけど。
主婦さんの場合、なかなかまとめてやるゆうのが難しいからな。ひまわりさん(ブログ更新してない、どないしてんやろ)も盆から2週間で間に合った、ゆうてはったし詰め込みでもいけるはずやけどな。
じゃあね。明日から仕事や。当たり前か。