2010年10月18日

犬も歩けば棒に当たる

ワシは長いこと「犬も歩けば棒に当たる」という諺を「(ウロウロしてると)タマにいい事に当たる=僥倖に恵まれる」と思ってた。で、調べてみると本来の意味は「思わぬ災難にあうので身を慎め」ということらしいですね。西洋ではワシが思ってた意味で、たまたま似ていたので意味が混同されたらしい。みなさんはどう思いましたか?

きょうは代休で休み。せっせと金曜日に買ったPBを読んでいた。Lee Child "61hours"っての。
494p。で、480pくらいまで読んだ。感想は・・・。(ものすごくネガティブな感想なので追記にします。読む可能性のあるひとは読まないでください。)


たぶん100冊から120冊くらいPBを読んでると思うけど、こんだけつまらねえと思う小説ははじめて。いや、つまらない小説なら読むのをさっさとやめてると思うのである程度は面白かったのか。いや、あらゆる意味でこれほどawfulな小説も珍しい。B級ならB級の楽しみってのがあるけど、そういう自覚もなく延々と小説は続くのである。

主人公はさすらいの元軍人。たまたま乗っていたバスがサウスダコダで積雪のため自損事故、意図せずして田舎町に滞在を余儀なくされる。この街は連邦政府の刑務所の誘致に成功し、その補助金で潤っている。街の外れにバイカーのコミニティがあり、連中は覚醒剤の密売に関わっている。

取引の現場を目撃した老女が裁判の証人として立つ予定。しかし組織は証人を生かしてはいないだろう。証人を抹殺するヒットマンも迫ってきてるようである。そのため地元の警察は24時間体制で老女の安全を監視している。しかし、刑務所を誘致した際の条件として、もし刑務所で非常事態が起こった際には警察全員が駆けつけるという契約がある。もし刑務所で非常事態があれば、老女を保護できない・・・。

というわけで、主人公が老女の保護役を引き受けることになる。なんでかっていうと、主人公はありえんくらいの能力の持ち主で、次々と地元警察が抱えてる問題を概要を聞いただけで解決の方向に導き、警察幹部を感嘆させたからです。おいおい。お前は名探偵コナンか、と突っ込みたくなる。なんで風来坊がそんな信頼されるんだ。第三者が地元警察やFBIの情報を直接得るなんてありえんだろ。

文章もひどい。延々と情景描写が続き退屈極まる。で、人物描写がすごく適当。だから、人間ドラマが盛り上がらないので、さらに情景描写に依存するという悪循環。で、盛り上げるとこだけ妙に劇的な表現でしらけることおびただしい。

プロットはもっとひどい。事件が進んでるところと悪の元締めであるメキシコの2元描写から始まった(これもどうかと思う)のがモスクワやらヨーロッパまで拡散していく。わけわからん。大風呂敷ひろげておいて、肝心の証人はあっさり殺される。しかも犯人はこいつしかおらんやろ、という人物。(人物描写が粗いので、すぐわかる)

あともう少しだけど、読むのやめ。ひでえ小説。これでNewYork Times Best Sellerかいな。この作家は、このシリーズ12冊くらい書いてるけど翻訳されたのは3冊くらい。さもありなんという作風ではある。こういってはなんだが、日本でもなんでこんなのが売れるんだ?という小説がベストセラーになってたりしてますね。そんな小説で翻訳者が「これはアカン」というので訳してないのでは。

ただ単に、英語で書かれてるということしか取りえが見出せない本でした。あまりにもしょうもないので読んだことさえ消去したいくらい。なので読んだ冊数にはカウントせんぞ。


「犬も歩けば棒に当たる」


posted by デンスケ at 21:17| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
来たで〜。。。
一日それだけ「しょうもない」言いまくった本をよく読んでましたね〜。
論評も「しっかり読み込んで分析した」感じですが、あかんかったんですね。
了解。アマゾンぽっちりやりません(笑)

。。。。ほなな〜。。。(←もっと深いコメントいれろっ)

そうそう、今日ねこむらさんからのコメントで「懐かしいCM」で島にも流れてた話で一個だけ思い出せんのがあってな〜。
「っありっまひょうえのこうようかくへっ」と「ほてるにゅううううあ〜わ〜じいい」は出てきたんですけど。

で、今思い出しました。
「いとうにいくなら はっとっやっ。はっとっやにきめたっ(う〜!)」やったです。。
あと、「おそらの〜色はどんないろっ〜ゆうやけのいろは?」も。。これYOU TUBE ありますかね。。

ほなな〜。。。。。。BY 和久井  映見
Posted by 大阪の主婦 at 2010年10月18日 23:21
おはようございます。

最初はなかなか良かったんですがね。途中から「あれ?」と思い始め。400pくらいまで話が動きませんからね・・・。TVでときどきこりゃなんだ?と思うサスペンスをやってますがあんなかんじ。「毒食えば皿まで」と意地で読みましたが、ラストの展開になえて放りました。

「ハトヤ」ね。で・ん・わ・は4126(よいふろ)ですな。あれ、野坂昭如が作ったんですよ。youtubeは素直に「ハトヤ」で検索すればでてくるかと。あとのは「関西CM」で出てくるかな〜?

自分が好きだったのは河波忠兵衛ですかね。
「忠兵衛はん、お墓のない人生ははかないもんどすなあ」っての。

こっそり、しかし堂々と「わくいえみ」を・・・。(どんなひとか実は憶えてない。。。。)
Posted by でんすけ at 2010年10月19日 04:57
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