2010年07月28日

独学の英検1級

ワシは英検を受けるのにどこか専門学校に行ってたとか、通信教育を受けてたとか、業務で日常的に英語を使うとか、海外勤務してたとか、ネイティブの連れ合いや友人がいるとか、語学番組をかかさず視聴してたとか、大学で英語を専攻したとかということはまったくなかった。(しかしこう書いていると、ないことづくめで却って悲しくなってくるな。)独学だったのは単に貧乏オヤジで金がなかったからで、高尚な理念なんぞこれっぽっちもない。

もっとも1級あたりになってくると自学の割合がほとんど、教えを受けるとかはほんの少しになると思うので、独学でもやってやろうという意気込みがないとちとシンドイんではないかな。どっか学校とか行くにしても+αぐらいの考えでないといかんのではないか。なので、独学でも十分可能だと思う。

まあワシなんぞ「ものすごく運の強かったひと」という可能性も否定できないので、某植田イッチー氏が示している「英検1級合格するタイプ」というのを見てみるとだな、

(1)主に英英辞典を使用しているので語感が養われている。
(2)ボキャビルと同時にリスニング、リーディング、スピーキング、ライティング力4つのスキルUPを行っている。
(3)タイムやCNNをレギュラリーに読んだり聞いたりしている。
(4)英検対策として教養番組を見たりしていつも知識をInputしている。
(5)リテンション力やメモ取り力UPトレーニングを規則的に行なっている。
(6)和文英訳やライティング練習を規則的に行なっている。
(7)CNN, ビジネス英語などを通じて表現力UPに努めている。
(8)普段から大意やポイントをすばやくつかむ訓練をしているので、文脈を把握したり、サマリーするのも速い。
(9)普段から和訳よりもパラフレーズするように努めている。
(10)英語の学習効率を重視し、intensive(1日2.5〜3時間)に勉強している。

らしい。正直こんなんできますかいな、という気がするけど、実際どうだったのか。
◎=よくやった ○=まあやった △=ビミョー ×=まったくやらなかったで考えてみる。

(1) △ ワシはPBばっかり読んでたんだけど、英英なんぞほぼ使わなかった。意味さえわかりゃいいんであって、小説読むのにいちいち英英なんて辛気臭いことやってられますかいな。あんまり辞書自体小説読むのに使わなかったつうこともあるけど。そのかわり、ボキャビル系統は洋書でやった部分が多い。なんとなく、単語を憶えるのに日本語が介在すると却ってやりにくい気がしたのだ。

(2) △ 読むのと聴くのが学習の基本であってボキャビルはあくまでウエイトトレーニングくらいに割り切ってた。書くのと話すのはまるっきりだったけど、これは完全独学である以上、しゃあないと思ってた。

(3) ○ タイムは読まなかったけど、英字新聞も週2回程度は目を通すようにしていた。しかしなんで英検1級というとTIMEなんだ。無理して興味のない分野読むより自分の好きなのをたくさん読むほうがはるかにいいと思うのだが。CNNはたまたまCATVで入るのでHeadLine Newsくらいはよく見たな。

(4) ○ しかし英検対策の教養ちゅうのはどうなんかいな。そんな知的好奇心がないタイプなんて1級受けるひとにおるんかな?

(5) △ リテンション訓練のためのディクテーションとかいうのはやらなかった。Podcastのニュース番組とかはがんばって集中して聴いたけど。

(6) × これはまったくダメ。だいいち、一次受かるまでに英文書いたのは準1、1級(×2回)の一次の3回だけ。エッセイ10点でもよく取れたもんだ。

(7) × 同上。アウトプットは皆目。1次受かってから英会話cafeに行った程度。ワシはビジネス英語って意味すらよくワカランぞ。

(8) ◎ これはPBばっかり読んでたんで、自信あるな。というかこれしかしてないって気がする。

(9) ◎ 同上。パラフレーズって意味わからないけど。PB読んでると、和訳よりとにかく意味をつかもうとするので、和訳は自然にしなくなる。これは長い文章を読むことのメリットですね。

(10)○ ワシは長距離通勤を3年やってたので、その行き帰りが勉強時間だった。だいたい2時間ちょい。電車の中はよく集中できるぞ。別に効率は考えなかったですけどね。問題は、集中力だと思うのだけど。だらだら問題集やるんだったら、楽しくPB読んでたほうが集中力は上がると思う。逆にPBとかが苦手なのに、「勉強だから」と無理して読むのも集中力上がらないんでは。

まあ独学である以上ある程度のデメリットは覚悟しなきゃならないので、それをどうやって補うかですね。ワシはエッセイは捨てた。というか、どうやって勉強していいのかわからなかったのだ。で、やらず。

社会人になるとあれもこれも完全にやろうとしても無理があると思う。あれもこれもやらなきゃとか思うと自縄自縛になるんで、ワシは単純に「1級レベルまで英文の理解力をあげること」だけ考えてた。リスニングにしたって、早く読めなきゃ「目で見てワカランもん聴いてもわかるわけない」と思ってた。単純な考え方ってそのぶん強いぞ。あとは自分でどうやってカスタマイズするかですね。

ギリギリ受かるくらいなら、上の条件を完全にやらなくても十分可能だと思う。一次も二次もギリギリ受かった自分がいうのだから、自信アリだ。

まあそういうことで(どういうことだ)、妙な潔癖症は捨ててさっさと新聞やらPBとか読みまくったほうが結局は効率いいんじゃないかな?と思うのでアリマス。
posted by デンスケ at 20:06| Comment(4) | 役に立つのか立たないのか英検関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この植田氏の10項目、私もみたことがあるが、あてはまるものは(7)くらいかな。英英辞典でしらべることをやったことがない。。わたしは教材使いまくった感ありますが、ぎりぎり合格だったにゃ。してもしなくても「ぎり合格」ならいつか受かったのかもしれん。。。そう思うときあるけど。

基本、「英語を勉強する自分」がすきかもな〜。今後どのような学習スタイルを組み込んで、かつ、PBなど、英語の文化をいかに楽しむか。。。じっくり考えたいですわ。英語を通して社会事情や表現がわかるってわくわくするわね〜。この知的好奇心、だいたい英語学習のブログかいてる人は同じ心地よさを知っている仲間のようなきがします。大人になり、受験英語もすんでんのに、ばりばり忙しいのにあえて、英語を学習する人々はしんどい苦行の「学習」ではないんだろね。
知ることがたのしいてしゃーないんちゃうかと。でんすけさんのPB講評のブログなど、書いてることが生き生きしてるもんね〜。

てことで、学習仲間、これからもよろしくです。ぺこり。

今日、アマゾンでkazuoishiguro  注文してしまった。デンスケさんお勧めPBと、今日どいつに帰国してしまった友人お勧めの「NEVER LET ME GO」の二冊。いつよむのか。今読んでるのが終わったらかならず。。。。
Posted by 大阪の主婦 at 2010年07月28日 20:45
おはようございます、大阪の主婦さん。昨晩はシンドくてなんかすぐに寝てしまいました。

そうですね、苦行なら続きませんよね。特に何か具体的な見返りがあるわけでなし。快楽のチャンネルは多いほうがエエに決まってますよね。単純ですが、「わからなかったことがわかるようになる」ってのはものすごく楽しいことです。

しかし自分でもいつまで続くのかな?と思ってはいます(笑)。たぶんPBがスイスイ読めるまででしょうか。とすれば終わりがないですね(笑)。こちらこそ、これからもよろしくお願いします。

"Never Let Me Go"、読んでるひと多いですね。映画化が進んでるようですが、どうなったのかな。ちょっとこの小説はすごい。問題が大きすぎて、自分としては小品の"A Pale View of Hills"がいっち好きですけど。

>PB講評のブログなど、書いてることが生き生きしてるもんね〜。

そういっていただけると、とてもうれしいです。ガツンとくる面白いの読んで、どんどん書いていきたいな〜。最近あんまりなので、また本屋に探しに行かなきゃ、とおもっちょります。

Posted by でんすけ at 2010年07月29日 06:46
ところででんすけさん、英検バッジ買ったのはきいたけど、英検合格証明書は買いました?
バッジ買おうかと、今さっき申込書印刷してだしました(笑)
Posted by 大阪の主婦 at 2010年07月29日 11:48
通訳案内士受けるつもりだったので、買いましたよ。英検バッジは、そのついでなんですが^^;)・・・。

Anchorsong兄もわたしも買ってるのでぜひお仲間に(笑)
Posted by でんすけ at 2010年07月29日 18:58
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