2011年07月10日

ここが出る!!案内士試験(歴史・仏像篇その2)

きのうの続き。

法隆寺のある斑鳩はいわゆる「平城京」の奈良からはちょっと離れてる。直線で10kmちょい。
現在の奈良市の中心地は「平城京」の東部のへんになる。奈良の大仏を見に行くには近鉄奈良を降りて東に歩いていけばよい。なので「東大寺」なのだ。平城京の東部は下級官吏が多く住んでいたんだとか。なので降格させることを「左遷」というのだ。つまり天皇から見て左方向(君子南面だから)ですね。京都市も東のほうを左京、西のほうを右京という。しかし左大臣と右大臣では左大臣のが上である。ややこしいな。

さて近鉄奈良を降りて東に行くとすぐに興福寺。ここはやたらに有名な仏像が多い。いちばん有名なのは「阿修羅像」だろうけど、なんと「阿修羅ファンクラブ」ってのがある。会長が「みうらじゅん」てのがなんか怪しいけど興福寺の公式サイトからリンクされてるから、ちゃんとした組織なのか?「ファンクラブ会員の声」って、みうらじゅんと高見沢俊彦しか載ってないんだけど。

興福寺は「国宝館」ってのがあって、ここに山ほど国宝仏像が展示されている。これを憶えるだけでも大苦労である。なのでずばり出てきそうなのだけ。特徴あるやつな。

山田寺仏頭。これ何年か前に案内士試験に出てたな。実物はかなりでかい(1mくらい)。
仏頭.jpg

天燈鬼・竜燈鬼。なかなかユーモラスでなんか可愛い。こいつらは二体で「阿吽」。
天燈鬼・竜燈鬼.jpg

木造金剛力士像。こいつらも「阿吽」。しかしリアルな筋肉表現だ。昔にもボディビルダーがいたのか?
木造金剛力士像.jpg


興福寺から東へ行くと、東大寺。入り口に例の「金剛力士像」がある。運慶・快慶な。快慶の大作に兵庫県の小野市つうところに「阿弥陀三尊像」(国宝)ってのがあるらしいが、知らなんだ。小野市民なら知ってるのか?有名な場所にある有名な仏像しか案内士試験には出ないだろう。

で、金剛力士像・大仏以外には、法華堂(いわゆる三月堂)の収蔵物が要注意。

不空羂索観音立像。なんて読むのかわからない。ポイントは後光みたいな飾りが後ろにあることですか。
東大寺法華堂本尊.jpg

脇侍にこれまた国宝の日光・月光菩薩がある。ふつう日光・月光菩薩は薬師如来の脇侍で観音様のよこっちょにあるのは妙なので、本当は違うんじゃないのかとかいわれてるらしい。どういうわけか「月光菩薩」のほうが有名みたいだ。

月光菩薩のほう。
月光菩薩.jpg

四天王立像。4つ憶えるのは大変なので、「広目天」だけ。切手になってるし。踏まれてる天邪鬼に注意。
広目天.jpg


東大寺はこんなもんか。続いて薬師寺。ここは「薬師三尊像」だけでええでしょう。キリがない。
薬師如来像なので、脇侍に日光・月光菩薩がいるけど、月光菩薩の腰のひねり方が妙に色っぽい。
薬師三尊像.jpg

この像の台座は北側だけ見ることができるのだけど、こいつも注意。ギリシャローマの唐草模様、インドの蕃神、中国の神仙思想の玄武などが彫られていて面白い。
薬師三尊像台座.JPG

あとね、ここは有名な「吉祥天女画像」があるけど普段は見られないみたい。お正月だけ上の「薬師三尊像」のとこに飾られるんだとか。
吉祥天画像.jpg

興福寺・東大寺・薬師寺以外で有名なのは、ちゅうと

新薬師寺の「十二神将」。1ダースも憶えるの大変なので、代表格の「伐折羅像」だけでええとする。
伐折羅大将像.jpg

あとね・・・奈良市から大きく離れて(奈良県内ではあるが)「室生寺」の「木造釈迦如来坐像」。
室生寺国宝釈迦如来坐像.jpg

土門拳の写真で有名だけど、室生寺では「客仏」なので割と冷遇されてるかんじ。端っこにポツンと置かれてる。国風文化を代表する仏像なのに、なかなか面白いところだ。


奈良以外では・・・京都だけでええでしょ。

宇治平等院の阿弥陀如来像。うしろの飾りで憶える。
鳳凰堂阿弥陀仏.jpg

三十三間堂(京都市)の「十一面千手千眼観世音菩薩」。1001体あるらしい。星野1001。とにかく仏像がたくさんあったら「京都の三十三間堂」。ワシはいったことない。
三十三間堂.jpg

六波羅蜜寺(京都市・三十三間堂の近所。例の幽霊飴本舗のすぐ近く。)の空也像。
空也像.jpg

こんなもんでしょ。次は仏教建築。
posted by デンスケ at 08:42| Comment(4) | 通訳案内士試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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