2011年06月25日

英検1次攻略の考察

きのうネットで英検1次の発表があったらしい。今回はリスニングが聞き取りづらかったワリにボーダーが79点と高く、「エッセイで調整してるんじゃないか」なんて囁かれてますね。うーむ。ありえる話だ。ワシが2次通ったのは2009-3回なんだけど、2009年度の最終合格者数は2399人、その前年度は2400人。2400前後で調整してるとしか考えられん。エッセイやら面接なんて主観的な判断要因が入るし。

ブログを巡回してると、エッセイの判断基準がよくわからんとの声も。ワシの場合は非常に低いレベルでワカランのであって、だいいち得点が12点、10点という超安値安定である。2回目で1次をクリアしたのだけれど、ボーダーが81点という非常にやさしい回(2009-1)だった。エッセイ抜きで73点だったのでいくらなんでもいけただろ、と思ったけどフタをあけたら83点で通過で、けっこう冷汗ものだの。

なんせ1回目12点で、これはアカンと思い熟慮のうえ取ったエッセイ対策が、

「字をきれいに書く」

だったもんな。小学生か、できの悪い中学生並みの発想だ。それで点数落ちてるんだから話にならん。

それはさておき、ワシはわりかし早いこと1次くぐりぬけた。ラッキーだった。一部で「PB読んでたら1級通りました」なんていわれていて、それはまあそのとおりなんだけど(汗)、結果的には戦略が当ったといえるだろう。準1級をうかった(2007-3)あと、その得点パターンからワシの考えた対1級戦略は

・語彙     18点取る。
・読解     26点(全問正解)が必須。
・リスニング  20点確保。
・エッセイ   16点目標。

これで80点、なんとかいけるヤロ。1回目(2008-3)の結果は、20,26,19,12,計77点(ボーダー78)。
ほぼ予想どおりの得点でしたが、エッセイが誤算でした。語彙でapprehendをto be fearfulだと思い込み、原義のarrestをうっかりして1点落としたのがいまだに後悔される。

2回目は、22,26,25,10,計83点(ボーダー81)。語彙でちょっと上積みがあったのと、リスニングで思ったより取れたのが大きかった。この回は、読解・リスニングともやさしかったみたいだ。とにかく語彙と読解に偏重した得点分布であったが、通ってしまえばこっちのもんである。(そうは問屋が卸さなかったのは2次で痛感したが、それはまた別の話。)完全に独学だったので、なんとかなる語彙・読解で得点をしないとどうにもならん、という事情もあった。むしろそれが幸いしたのかもね。

んじゃあ、戦略はまあよかったとして個々の分野での学習上の戦術をどうやったかですね。

これがほとんどなんにもなかったんである(汗)。だから「PBを読んでただけ」なんだけど、いちおう英字新聞も読んだので、PBだけではなかったことを強調したい(大汗)。

語彙はいちおうやったけど、単語集を暗記するなんて方策は採らず。2回ほど分野別ターゲットの単語・イディオム編を試験直前にやっただけ。しかも1回目に受けたときで、2回目はやらず。

読解は英検サイトにあった過去問で試験形式確認しただけ。問題集やらず。

リスニングはちょろっとディクテやりかけたけど、時間がかかりすぎてちっとも進まないからいやになった。だいいち、通訳になるとかそんな野望はないんだから、んな厳しいことやらんでエエヤロと自分を納得させた。毎日podcastで海外ニュースを30分程度。

エッセイは問題外。まったく何もしなかった(汗)。低得点もやむなしである。だから、「字をきれいに書く」なんて低レベルの発想にいたるんでアリマス。いま英訳やってるからカンニンしてほしい。反省してます。

あえて学習戦術をいえば、「英文をいかに早く理解するか」の1点だけ。リスニングだって、考え方を変えれば「耳で聞く読解」である。要は入力デバイスが違う(目か耳か)だけである。

ワシはけっこう自分の方法論に対して確信を持っていたので、結果が出たときはうれしかったな。そりゃ、きちんと英作やらディクテとかやればいいのは分かってたけど、時間とやる気の問題である。やる気をなくさない程度に継続させることが大事だろうと思ったのだ。

前に茅ヶ崎の体験レッスンで「PBをもっぱら読んでました」というと、「じゃ、1級は語彙と読解中心で乗り切られたのですね」とあっさり指摘された。ワシはもっぱら生のアイテムを読んでたので、正直1級の単語がそんなに難しいとは思えなかった。読解もしかり。長文なんて文章自体は難しくない。ありゃ量があるのと選択肢の選び方にコツがあるので難しく見えるんだと思う。

なんで問題集やらなかったかというと、どんな問題が出るのかわからないし問題を解いたところで仕方ないだろ、と思ったからだ。簿記みたいにある種のパターンが確立してるんだったら問題ばっかりやるけどな。実際、簿記(2級だけど)はそうやって乗り切った。問題集で読解の練習というにはあまりにも量が少なすぎる。実際は疲れるのでキライ、って面がいちばんなんだけど。だから、世の中に問題集好きっていう人がいるのだ、と知ってかなりビックリ(笑)。

好きなことをやるのがいちばんだと思うので、問題集も大いに役に立つと思うけど、英検は合格/不合格のどっちかしかない。走り高跳びで2m跳ぶして、2m跳べてもバーにひっかかるでしょ。もう少し跳べなきゃだめなのだ。なので、問題集を超えたところが何かということを考えてやる必要があると思う。

と偉そうに書いてきたけど、まあ合格者の特権だと思うのでカンニンしてほしい。しかし、いま受けても絶対落ちるヤロな。それもまた確信してるのである(笑)。
posted by デンスケ at 08:21| Comment(7) | 英検その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月22日

The Hanging Tree/Bryan Grueley

314p、読了。なかなか面白かったです。
thehangingtree.jpg

主人公、Gus Carpenterはアメリカ中北部の田舎町、Starvation Lakeのタウン誌記者。デトロイトの大手新聞社で大自動車メーカーの不正をスクープしたが、逆に職を失った過去を持つ。(ちょっと「ドラゴンタトゥー」に設定が似てるな)いまは故郷に都落ちし、子供の頃から親しんでいるアマチュア・ホッケーチームに所属しながら、鬱屈した日々を過ごしている。恋人は戸籍上は結婚している幼馴染の女性警官。と、ここまでは前作までの設定。

町が冬の嵐に襲われた朝、主人公のまたいとこので恋人の無二の親友、Gracieが町外れの大木で縊死しているのが発見された。首吊り自殺に見えたが、なぜそんな夜に、またどうやって?折りしも町は篤志家の寄付により新ホッケーリンクの建設計画に沸いていた。Gusは建設計画に疑問を持ち、記事を書いたがそのことで町の多くから敵意を抱かれている。Gracieの死は、故殺か、また建設計画との関連は・・・?

過去の事件を丹念に洗い直し現在の事件の真相が明らかになるという正統派のハードボイルド、つうんですかね。最後にちょっとしたヒネリがあるんだけど、プロットに無理があるんじゃないかな。ワシとしては無軌道で奔放な女性の哀しい過去ってのをもう少し描いて欲しかった。とちゅう、ちょっとだれたんだけど中盤に転回点を迎えてからは一気に読めました。

著者はジャーナリストってことで文章は丁寧だけど、ストーリー展開にやや難がある気がした。前作の「湖は飢えて煙る」よりは人物が刈り込まれていて読みやすかったですけどね。前作の原題は"Starvation Lake"なんだけど、「博士の異常な愛情」みたいな邦題のつけ方やの〜。前作はポケミスで翻訳されていて、けっこう評判いいみたいだ。

この作品は"A Starvation Lake Mystery"とされてるので、まだまだ続きがありそうだ。設定が1999年とされてるんで、徐々に現在の主人公を描いていく方向に行くのかな。前作を読んでないと設定や人間関係が分かりにくいので興味を持ったひとは前作から読んだほうがいいと思う。まだこの作品で2作目だから、まだまだ楽しめそうであります。と、まあ先物買いみたいなことも本好きの楽しみですね〜。

英文のムズカシさはフツー。固有名詞が説明なく出てくるのでちょっと分かりにくいかな。
これでことし13冊目。快調だけど時間をあせってるんで、読みが荒っぽくなってる気がする。次はAusterの新作かな。それを読み終えたら、さすがに案内士の準備を再開せんとアカンな。


このあいだカフェで読んでたら、電子辞書が壊れた。画面と本体部分をつなぐところが折れたのだ。瞬間接着剤とテープで補修し、事なきを得たがどうも接触が悪くなったらしくディスプレイが表示されない。叩くと点く。昔のTVかい。いちいち鬱陶しいし、寿命かと思い電子辞書見に行ったけどいいのがない。

PBを読むのにはリーダーズくらいがないと学習辞書では対応でけん。このへんを収録してるのは外国語専用モデルになってきて高いし、それはいいとしてもデカくて重い。いまのは小さく軽量で胸ポケットにも入るくらいで重宝していたのだ。気軽に持ち運びできるのが一大長所である。英検に受かるまで問題集や参考書をやらなかったワシとしては、唯一の武器みたいなもんで長年の「戦友」といった気がする。なので引退させてあげて大事にしたいんだけどなあ・・・。

音声機能もないしディスプレイもショボイけどPBを読むには必要十分。ってわけでなにかいいのがないかディスカウントショップあたりで物色中。う〜ん難しそう。
posted by デンスケ at 07:05| Comment(9) | PB | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月21日

フランス語・・・

昨日昼休みに会社で兵庫県の国際交流協会のHPを見ていた。なんぞ参考になることやイベントはないんかいな?と思ってたんである。あんまり面白いイベントも見つからなかったけど、いっこだけ興味を惹いたのが。

なんでも、毎年フランスに兵庫県からひとり日本文化教師を派遣してるらしい。もう20年になるんだとか。
受験資格は20歳以上で兵庫県に在住か勤務してること、フランス語に堪能(仏検2級程度)なこと。

へー。フランス語ねえ。まったく知らないけど、仏検2級ってどれくらいのムズカシさなんだろ?前に会社の近所の英語学校を探してたときに、フランス語教えてるとこもあったな。月8000円だとかでちょっと興味を持ったけど、辞書もなんも持ってないしどういうひとが習いに行くのかな?とか思っただけ。

仏検のサイトを見てみたら、2級は学習時間400時間って書いてある。ふーん。英検1級取るのにどれくらいやったんかな。毎日通勤時間に勉強してたときは集中してたのが一日1時間として1年200日、3年で600時間くらいやな。しかし学校やら受験やらいちど挫折したときの学習を合わせるとどれだけなのか想像つかんな。そんだけやってこれだけかという気がしないでもない。

アメリカの軍隊だったか外務省だったか、日本語をマスターさせるのに2000時間くらいかけるってのを見たことあるな。優秀なのをカンヅメにして徹底的にやってこれだけかけるらしい。もっとも日本語は欧州語圏ではアラビア語と並んで習得しにくいらしいけど。わざとやってるんかと思うくらい違うしな。日本語ネイティブに英語やらやらすのは「蛸を陸上で直立させてキビキビ歩け」ゆうてるような気がしないでもない。英語でいえたらいいねえ。

で、仏検2級って大学のフランス語専攻修了者くらいとも書いてあった。準1級は500時間、1級は600時間とか書いてあったけど、ちとアバウトじゃないかい。英検の2級からの距離を考えるとそんなもんでは済まなさそうな。

英語とかやってると他の語学に興味持つのはごく普通のことで、特に英語はフランス語からの借用が多いから、ごくたまになにを書いてあるかわかるときあるし。それに英語でフランス語をやるという考え方もでけますね。しかし英語は文法的にはやはりドイツ語に近くて、フランス語とはちと違うってとも聞く。中国語と日本語みたいなもんか。

大学に入ったとき、第2外国語でスペイン語を選択した。活用の複雑さにマッハで挫折したぞ。当然の如く単位を落としたなあ。おまけに冠詞もややこしいし、外国語は憧れてるうちがいちばん楽しいのかもね。



e suis une poupée de cire, une poupée de son
Mon cœur est gravé dans mes chansons
Poupée de cire, poupée de son
Suis-je meilleure, suis-je pire qu'une poupée de salon?
Je vois la vie en rose bonbon
Poupée de cire, poupée de son

さっぱりわからんな・・・。

ついでにフランス語通訳案内士ってのを検索してみたけど、やはり希少価値があるみたいだ。

ダラダラ英語を目的もなしにやってるよりは、できるできないに関わらず他の言語をかじってみるか。とも思うけど自分のナマクラさはわかってるのでやらないけどね(笑)。学校やら辞書やら参考書やら、それなりの初期投資もいるし。それがいちばん問題やな。

電子辞書がどうもイカレたみたいで(画面が表示されない。叩くとなおるが(汗)、さすがに4年も使ってると限界か。買った時点ですでに型落ちだったので何年前のだろ?他の外国語辞書が入ったのを見たりするけど、高いし。それに欲しい英語用例辞書やら英語特化型には他の言語は入ってない。広辞苑とかイラン、ちゅうねん。自分で好きなの選べてカスタマイズできたらいいのにね〜。
posted by デンスケ at 07:25| Comment(10) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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