2011年05月26日

西遊妖猿伝(西域篇3)

saiiki_3.jpg

会社の帰りに元町にある本屋で購入。この作品にハマってもう20年か。やっと沙悟浄がでてきたところでまだ先が長い。ホンマに完結するんやろか・・・。しかしオモロイ。タマラン。ワシは読みたくて仕方ないマンガを読みながらビールを呑むつう瞬間がいちばん仕合せで、この世の極楽。もうページをめくるのが惜しくてなめるように読むけど、至福の時間ってほんと短いもんだ・・・。

そう思うと、PBなんか雑な扱いも極まりないな(笑)。ごちゃごちゃややこしいとこはさっさと飛ばすし、少し読んで乗れなければつんどく本。Keith Richards "Life" 220pあたりまで読んだけど、ここまで大体知ってるエピソードばっかであまり面白くない。いまはブライアン・ジョーンズの死の直前で、これから本格的なジャンキー生活に突入すると思われるがどう書いてあるのかはこれからのお楽しみだ。

ついでに歴史、一般常識の参考書を物色。けっこう日本史の本が多い。場所柄、リーマン相手なんでそれなりにニーズがあるんだろう。歴史上の人物を紹介する図版中心のオールカラー本に心動いたが、上巻だけで2400円。高いっす。しかしワシは本には金を惜しまないタイプだったんだけど、いつからこうなったんだろう。中高年になってさっぱり給料上がらないってやはり寂しいな。

一般常識問題集もみたけど、どれも数学問題なんて入ってる。因数分解とか。まさかガイド試験にはでないだろうけど(笑)。ワシはいちおう法律やら経済はかじってるのでなんとかなりそうな気もするが、統治機構や経済政策の問題はシンドイな。「違憲立法審査権」なんて用語が出てきたり。中央銀行(日銀)の役割を過去問で間違えたりでかなり恥ずかしい(いったい社会人何年やってるのかと)。

しかし因数分解なんてさっぱりわからない。社会人になって実用でやったことなし。英語も一緒やけど(笑)。

こういうの一所懸命やってる高校生って偉いね(笑)。
posted by デンスケ at 21:22| Comment(7) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月23日

どのへんを攻めたらいいのか?(歴史篇)

ガイド試験、過去問をひととおりざっとやってみた。歴史はだいたい70点前後、良くても80点くらい。(2008だったか49点という情けない点数だけど、この年は難しかったらしい。)地理は65点〜90点ちょいとばらつきがある。「はじめからていねいに」のひとがおっしゃってるとおり、地理より歴史のほうが難しい気がする。一般常識はどうも60点前後が多く、ここが問題である。しかしまだ何も準備してない「素」の状態なのでよしとしよう。(ええんか、という気もするが。)

で、過去問をやった限りでのワシのかんじた歴史の問題傾向である。

・文化史が中心だけど、仏教美術のうち仏像系統は上古(奈良時代〜平安時代)に限られる。特に奈良時代のが多い。仏教建築も同様。鎌倉仏教以降はよほど有名(金閣、銀閣、東照宮とか)でないかぎり出てこない。これは、
「仏教美術がこの時代(鎌倉時代)からいちじるしい技術の低下を来たしたのは、新仏教(鎌倉仏教)が大体において造寺造仏のような外面的功徳を重んじなかったことにもよるのであるが、一つには古代のような熱烈な宗教的精神が失われ、すぐれた仏教美術を生み出すほどのエネルギーが枯渇したという事情も見逃すことができない」(「家永三郎「日本文化史」p150)とちゃんと書いてあるので、ワシの雑感ではないことが伺われる。

・つうわけで、時代が下がれば下がるほど美術品は仏教を離れ多様化してくる。室町時代の山水、安土桃山の金ぴか美術、江戸時代の浮世絵など。このへんがいちばんまとまってるのは、手前味噌だが切手カタログだと思う。別にカタログを買わなくてもネット上で見ることもできる。

・お城は意外とでない。むしろそれは地理のほう、それも国宝4城(姫路、彦根、犬山、松本)にほぼ限られる。

・日本史は八割くらい畿内(というか京都・奈良)で進行するので、むしろ畿内以外で起こった事件の場所を押えておく必要がある。このへんかなりトリビアな問題が多い。

・どういうわけか文学史もよく出る。観光資源となりえないと思うのだけど、ごくざっくり押えるだけで点が稼げるし一般常識にも出てくるのでおさらいしたほうがいいような気がする。和歌集は時代背景と密接に関連するので成立の時代を押えること。

・飛鳥以前の古代史ははっきりしないことが多いので、仏教伝来以前は切り捨ててもよい。ただし考古学的に資料があるものは押えておくこと。(魏志倭人伝、倭の五王、縄文遺跡など。弥生遺跡は多すぎるので登呂とか吉野ヶ里くらい?)

・仏教史は最澄・空海の鎮護国家(密教)、鎌倉新仏教のへんを重点的に押えればOK。鎌倉新仏教はいずれも比叡山延暦寺の学僧から出ていることに注意。

・神社は歴史上のイベントに関連する以外、単体ではあんまり出ない。なんでかようわからないが、神道が統一的な教義に欠けるからか。

ざっくりとこんなかんじ。これで60点は取れる?(責任は持てないので各自かんがえられたい)
posted by デンスケ at 22:29| Comment(6) | 通訳案内士試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月21日

歴史のテキスト

家永三郎「日本文化史」・井上清「日本の歴史(上)(中)(下)」(いずれも岩波新書」)、ブックオフの105円コーナーで発見、購入。4冊で420円。安。どっちも古い本だけど、特に前者は名著として名高いらしい。井上清氏っていうとワシが大学に入った時分は名だたる歴史家であったけど、マルクス主義史観ってことであんまり今日では省みられないのかな。まあそんなことはどうでもええんであって、読んで面白ければそれでいいのだ。

「超速の日本史」とかやさしく簡潔に書いてある参考書もいいけど、簡潔すぎて逆に流れがわからないつうところはあると思う。なんつうか、微妙なポイントが省略されるので知識の羅列っぽくなるのだ。ワシはこういうので憶えるのが超苦手である。例えばだな、平安末期に末法思想が流行し浄土志向が強くなった、つうことは書いてあってもそっから阿弥陀如来のことについては書かれてない。なんで阿弥陀如来かというと、「如来=仏陀の化身」の中にあって、阿弥陀如来は西方にいらっしゃるのだ。「西方浄土」ってワケで、浄土教系統は阿弥陀仏を信仰するんだとか。へ〜。と偉そうに書いたが、つい2、3日まえに仕入れた知識だ(汗)。

amida.jpg

しかしまあ、ここまで突っ込むと逆に理解しやすいな。ついでにいうと、「あみだくじ」ってのは線を引くので阿弥陀如来の後ろの線に似てるってことから来てるらしい。西方の反対は東方だけど、こっちは「薬師如来」なんだとか。「病気平癒」を叶えてくれる仏さんなので現世利益を追求する日本では「極楽往生」を叶えてくれる「阿弥陀如来」とならんで人気(っつうのか)があるらしい。奈良に行ったとき、やたら「薬師如来」像が多かったな。脇に日光・月光菩薩がいて、眷属の十二神将がくっついてる。

みうらじゅん・いとうせいこう「見仏記」をパラパラ読んでたら、ううむと唸るところがあった。
「俺、三十三間堂とか東寺に奈良の匂いを感じるんだよね」(みうらじゅん)
なぜかっつうと、京都は寺社は多いけれどあまり仏像は前面に出てこない。京都が仏像に関心がない。だいたいのひとが思い浮かべるイメージとして、京都は清水寺。奈良は大仏。三十三間堂や東寺は仏像のオンパレードであって、そのことをいってるのだ。確かに。つーことは、通訳案内士試験に出てくる仏像は奈良にあるのを押えておけばエエっつうことではないか。室生寺はどないやねん、とも思ったがよく考えれば奈良県だった。

エマニエル夫人.jpg

半跏像のポーズは「エマニエル夫人」に流用されたとか、釈迦三尊は「松竹芸能系お笑い」のルーツであるとかユニークな視点(つうのか)で憶えやすい。ワシのように仏像にどうしても興味が持てずどうしたもんやらと思ってる人間には都合がいい。オススメです。

法隆寺釈迦三尊像
法隆寺釈迦三尊像.jpeg


posted by デンスケ at 20:52| Comment(4) | 通訳案内士試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。