2011年03月31日

年度末に思うこと

ひ〜忙しい。

人員配置は一段落。次は自分の仕事の引継書かかなアカンし、会社の親睦会の決算せな。なにがなにやらワカわからず、気が付けば昨日も一日終わってました。

会社が被災者の支援用にとツイッター開始。ふだんは会社からはアクセス制限かかってたけど、あらつながるやん。自分のアカウント見たらCNNのロズマリー・チャーチさんが "Japan's nuclear safety agency says tests reveal radioactive iodine @ >3,000x normal level in seawater near fukushima plant."とかtweeetしていてあわわわ大変だあ、と思ったけどどうにもできない。

やはり原子力は人類にとって「プロメテウスの火」であったのか。危険性をかんがえることを後回しにしてきた自分たちはエピメテウスなのかな、と思ったり。もっとも原子力による発電で快適な生活を楽しんでいる限り、みんな「氷の上のパーティーメンバー」なんだな。

エピメテウスはプロメテウスの弟で、兄と違い愚鈍だった。その妻も同様に頭の弱いパンドーラ。しかし聡明さがゆえに悲惨な最期を遂げたプロメテウスと違い、ふたりはそれなりに仕合せに暮らしたんだとか。

パンドーラが空けちゃいけないっていわれてた箱。誘惑に負け箱を空けたらあらゆる害悪が撒き散らされ、それでも箱の底に残っていたのは「希望」だったつうのは、たぶんギリシャ神話でもっとも有名なお話だろう。願わくば「希望」が光り輝きますように。




「あんたは馬鹿だ、まだ息の仕方を知ってるだけでもオドロキだよ・・・」
posted by デンスケ at 06:36| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月28日

The Gate House / Nelson DeMille

874p、読了。

どうもここんとこの冷え込みで風邪を引いたのか、さむけ+微熱。おなかの調子もよろしくない。というわけで昨日引きこもって残りを一気に読んでしまった。

ネルソン・デミルはアメリカのミステリ作家であります。かなり翻訳点数は多いはずだけど。ワシは大昔に「ゴールド・コースト」つうのを読んだことがあります。ニューヨーク郊外のロング・アイランドの高級住宅地、ゴールドコーストに暮らす主人公の隣にマフィアのドンが引っ越してきて・・・というお話だった。

で、この"The Gate House"はその続編にあたるらしい。前編がどんなだったか憶えてないのだけど、この作品はこれで独立してるので別に読むのに支障はない。

the-gate-house.jpg

主人公、John Sutterはやや自意識過剰なインテリ弁護士。10年前に妻が隣人のマフィアのドン(主人公のクライアントでもあった)と浮気し、痴情のもつれ(クラシカルな表現だ)から撃ち殺してしまった。離婚し、3年間の世界航海旅行を経て、ロンドンで法律事務所に勤務している。

旧知の老婆が死の床にある、ってことでしばらくの間休暇を取り、苦い記憶のあるロング・アイランドに戻ってきた。主人公は老婆の顧問弁護士なので、借家権(lifetime tenancyつうらいしい)やら遺産やらを片付けなければならないからだ。老婆は前妻の実家のメイドだった。つまり前妻はとんでもない金持ちの娘。葬儀で顔を会わせることになるだろう。前妻はしばらくカリフォルニアで暮らしていたが、いまはロング・アイランドに舞い戻っていることを主人公は知る。なんといっても地元の有力者の娘なのだ。

あれやこれやと考えているうちに、かつてのドンの息子が訊ねてくる。顧問弁護士になってくれ、というのだ。息子は父の後を継ぎ、マフィアのドンとなっている。主人公は父親の顧問弁護士でもあった。むろん、合法的な企業も営んでいてそちらをやってくれ、と。法外なオファーにすぐにロンドンに舞い戻るはずだった主人公の心は揺れる。また、前妻はいまのドンの父親を殺したのであり、マフィアの掟 Vendetta の対象でもある。自分が顧問弁護士になればその間は前妻の身は安全ではないのか・・・?

ミステリというよりは主人公の皮肉なセリフ回しや、奔放で情熱的な前妻、若く野望に満ちたマフィアのドン、俗物の塊みたいな前妻の両親、リベラルで進歩的な主人公の母親とかが入り乱れる人間群像を描いた小説ってかんじです。

主人公の皮肉に満ちたコメントが面白い。文章は平易でスイスイ読める。テンポの良い会話文が多く、へぇ〜っていうようなイディオムがそこかしこにでてくる。なかなか興味深い作品なのだが、米amazonの評価は芳しくない。長すぎて退屈、つうコメントが多い。

確かに。さほど複雑でもないのに、やたら長い。この半分でもいいような。ワシは文章が面白かったので真ん中くらいまでは「ふんふん」と読んでたが、さすがにだれて後半はかなりいい加減。しかしかなりいい加減に読んでもストーリーが追いかけられるくらい簡単な文章でもあります。

米amazonでの評価は「好きな作家だけどこれはな〜」ってのが多いので、他のを機会があれば読んでみたいな。それくらい魅力的な文章でした。

"Capisce?" ってセリフがでてくる。ラテン語っぽいけど、そのとおりイタリア語であります。

Capisce (pronounced cah-PEESH) is an Italian word that is used in American slang to say "got it" or "understand." The correct word in Italian would be capisci (pronounced cah-PEE-shee) to address the second person informally, a.k.a. you. Capisce, in Italian, is used only to address the second person formally (like when speaking to an elder or someone you don't know) or to express that a third person (he, she, it) understands. The correct Italian pronunciation of capisce is cah-PEE-shay.

To say I understand is capisco (cah-PEE-sko).
You better get outta my house before I break your face, capisce? Yeah, capisco.

マフィアの言葉なのでちょっと脅迫じみた使い方をするみたいですね。Capisce?

3月はこれだけだった。これでことし6冊目。月2冊やの。なんとかこのペースは保ちたい。
次はTim O'Brienの"In the Lake of the Woods"をいってみよう。
posted by デンスケ at 06:18| Comment(7) | PB | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月26日

ご当地ソング

はあ〜残務整理で残業はおろか土日出勤を余儀なくされるワシであります。んなもん溜めずにちゃっちゃっと普段からやっとけよ、てなもんだが。夏休みの宿題をためちゃうタイプですね。さすがに宿題と違って仕事は片付けておかないと具合悪いだろってかんじ。宿題は提出しなくてもなんとかなったしな。こらこら。

さて、「そして神戸」のワシであるがガイド試験の地理対策として「ご当地ソング」はどないやろ、と思いあたった。なんにせよ、いったことないとこはなかなかイメージつかみにくいもんなあ。

北海道はご当地ソング多いなあ。なんというか、やはりスケールの大きい自然とか異郷というイメージが強いんだろう。というかワシの北海道はほとんどがご当地ソングによる刷り込みのような気がする。北海道に関する古い記憶を辿っていくと、「札幌オリンピック」に行きつく。「虹と雪のバラード」は名曲だな。♪ 札幌の地に きみの名を呼ぶ オリンピックと〜 ♪

北関東のあたりがどうもイメージしにくいのは、これといったご当地ソングがないからではないんかいな。「いい湯だな」(草津温泉)くらい?

東京だとデカすぎて個別の地名にまでなっちゃうな。アン・ルイスの「六本木心中」もご当地ソングの範疇に入るんだろうか。「矢切の渡し」が寅さんの柴又葛飾帝釈天のすぐ裏ってのはけっこう驚いた。なぜかはわからないが。このあいだ汚染で騒ぎになった金町浄水場もすぐ近所なんだな〜。柴又って矢切の渡しを越えると千葉県なのか〜と妙に感心したり。

名古屋はどうもこれといったのがないような。東京と大阪にはさまれた都会っつうのが災いしてるのか。

関西は京都・大阪・神戸それぞれにいっぱいあるな。

京都はやっぱりベンチャーズのこれかいな? "Kyoto Doll"という英題といい、インチキ京都風情というかんじがしなくもないが、妙に説得力のあるメロディーではある。しかし続いて演奏される"Walk Don't Run"はかっこいい曲だなあ。



大阪はなんというかな。浪花の人情やら、FunnyでFunkyな面とかが前面に出てくるような。別に普通の都会のような気もするが、なんというか「シュッ」としたとこがないな。どうしても「モチャッ」としたとこが強調されるような。

神戸は大阪と対照的に「得してる」かんじ。神戸って歴史が浅いから観光に来てもこれ、つうもんはないんだけどな。繁華街も案外狭いし。南京町もちっちゃいぞ。神戸は中華がおいしいが、横浜と違い街中に点在してる。ここ神戸観光のポイントね。六甲山からの夜景は空気が澄んでる冬が圧倒的に美しいのだが、夏場に避暑を兼ねて、っつのが多いんだろうなあ。夏は湿度高いからも夜景はひとつなんだけど。冬に寒さをこらえて眺めるのが通のやり方だ。しかしうかつに冬にドライブに行くと凍結してて危ないぞ。意外と高い山(932m)なのだ。街に近いから見落とされがち。

さてワシは大阪と神戸にはさまれた「阪神間」出身なんだが、大阪でも神戸でもなく、なんとも中途半端である。知らないところで「どこからですか」と聞かれると困る。西宮って関西の住宅地としてはかなりの人気だけど、全国的には知名度低いもんな。さりとて「兵庫県民」という意識は非常に低い。

阪神間のご当地ソングを調べたけど見つからない。当たり前か。しかし強烈に有名な曲がひとつだけある。
それは「阪神タイガースの歌」、別名「六甲おろし」。盲点であった。大阪ちゃうで。神戸でもないんやで、憶えといて。あ、宝塚歌劇の「すみれのは〜な〜 さ〜くころ〜」ってのもあった。

中国・四国(と乱暴にひとくくり)は「瀬戸の花嫁」ですかの。大阪の主婦さんがお嫁にいって教師を辞めたとき、生徒さんが「瀬戸の花嫁」を歌って送り出した光景が眼に浮かぶのだけど、どうだったんだろう。泣けるシーンである。しかし可憐(だったはず)な花嫁もいまは「ガハハ」とブログで書いてらっしゃる。まあ小柳ルミ子もあんなになっちゃったしな。年年歳歳、時人を待たず、である。

ご当地ソングで調べてみたら、面白いのみつけた。
http://www.discberry.com/kanko.html (勝手に観光協会)

みうらじゅんと安斎肇がやってるのだけど、「見仏記」といいなんでみうらじゅんはこんなにガイド試験準備にからんでくるんだ。まあこういうので各地のイメージをつかんでいくのがええんかな。(ええんか?)
posted by デンスケ at 08:21| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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