2010年12月25日

洋書 in 2010

Merry Christmasやで、みなさん。

なんとかかんとか、ことしの目標の20冊を読み終わりました。

1月
The Girl With the Dragon Tattoo(2005)/ Steig Larsson 542p ★★★★☆
2月
The Girl Who Played With the Fire(2006)/ Steig Larsson 724p ★★★★
3月
The Girl Who KIcked the Hornets Nest(2007)/ Steig Larsson 699p ★★★☆
July,July(2002)/ Tim O'brien 336p ★★★
5月
The Brass Verdict(2008) / Michael Connelly 516p ★★
Set This House in Order : A Romance of Souls(2003) / Matt Ruff 479p ★★★★☆
Invisible(2009)/ Paul Auster 308p ★★★
6月
City of Theives(2008)/ David Benioff 258p ★★★★★
Beat the Reaper (2009)/ Josh Bazell 295p ★
7月
Books Baguettes & Bedbugs(2004)/ Jeremy Mercer 258p ★★★
Indignation(2008)/ Philip Roth 238p ★☆
8月
Tourist Season(1986)/ Carl Hiaasen 379p ★★★★
Stormy Weather(1999)/ Carl Hiaasen 388p ★★★☆
A Dead Hand(2009)/ Paul Theroux 265p ★★★☆
9月
The Last Child(2009)/ John Hart 458p ★★★☆
10月
Strip Tease(1993)/ Carl Hiaasen 501p ★★☆
A Red Death(1991)/ Walter Mosley 273p ★★★
11月
Nickel and Dimed(2001)/ Barbara Ehrenreich 235p ★★
12月
The Quiet American(1955)/ Greham Greene 180p ★★★★
Starvation Lake(2008)/ Bryan Gruley 370p ★★★☆

星はあくまでワシの主観的な読後感で、2010年中に読んだ中でつうことです。"The Last Child"あたりだと前評判が高かったので期待が高かったのに自分の考えていた展開と違い、ややがっかりした面も。読んでるときは面白かったんですけどね。文芸モノもエンタメもミステリもノンフィクションも一緒くたなんで、無理がありますわな、だいいち。"The Quiet American"はもはや評価の定まってる傑作だろうけど、正直読んでるときはあんまり面白くはなかったな。題材は興味深かったけど。

2010大賞
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で、★5つの大賞は"City of Thieves"でした。パチパチパチ。ラストがよかったので、この結果とあいなりました。いや、面白い本ですよ。ラストの一行は、「原書で読んでよかったなあ」としみじみ思わせる切れ味でした。翻訳は読んでないけど、どんなかんじなんだろう?

ことし最初のほうは、「ミレニアム」一色でしたな。めちゃくちゃ面白いんだけど、なんせ長い。3部作のなかではやはり「ドラゴンタトゥー」がいちばんかと。2部、3部はあわせて1冊みたいなところがあって、まだ解決していない伏線はこれから、だったんだろうね。かえすがえすも作者の急逝が惜しまれます。

審査員特別賞
dragontattoo.jpg

ミレニアムシリーズは面白いんだけど、原作がスウェーデン語で英語はあくまで翻訳なので、対象外ですね。しかしその面白さに「審査員特別賞」を進呈しよう。審査員はワシ一人やけどな。賞金は飴ちゃん1個。作者はすでに故人なので、ワシがいただきます。邦訳はなぜかフランス語からだったらしいけど、なぜフランス語?

優秀文芸賞
Set_This_House_in_Order.jpg

意外に面白かったのがMatt Ruffの"Set This House in Order"で、大して期待してなかったのに面白かったから、評価が甘いかもしれない。しかしネットで検索したらワシのブログが上位にくるくらいで、日本でいったい何人が読んでるんだろうと思ってしまいますね。なかなか変な小説です。文芸系統ではこれがいちばんかな。

文芸功労賞
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オースターの"Invisible"は裏返しの"Moon Palace"というかんじ。ムーンパレスは偶然の連続でストーリーが進んでいくけど、この小説は意図的にストーリーの展開を遮断してるみたいなところがあって、これはこれで結構面白かったです。

文化交流賞
adeadhand.jpg

セローの"A Dead Hand"はミステリとしてはなんとも中途半端だったけど、さすがに文芸系の作家のためか人物描写が巧みですね。なかなか面白く読めた。ワシはやっぱり魅力的な登場人物がでてくる小説が好きだな。その点、昨日読み終えた"Starvation Lake"とかは不満が残ってしまいますね〜。

大衆功労賞
Tourist Season cover.jpg

人物の造形という点において、ハイアセンの右にでる作家はそうそういないと思うけど、正直どれもこれも同じような展開で、いってみればストーリー自体より登場人物の会話やらノリを楽しむというかんじだけども、単独デビュー作の"Tourist Season"はなかなか衝撃的で、やはり処女作というのはその作家のすべてを物語るというかんじでした。

David-Halberstam-The-Coldest-Winter.jpg

ここには挙げてないけど、9割がた読んだ本が2冊ほどあります。それとちびちび読んでる"The Coldest Winter"。なんせちっこい字で600p以上、めちゃくちゃボリュームあります。やっとこさ300pほど読んだけど、年内は無理だろうな。

さて、来年はどんな楽しい本が待ってるのだろう。楽しみ。

で、通訳案内士試験は・・・(汗)。

それではみなさん、よいクリスマスを!
posted by デンスケ at 06:23| Comment(4) | PB | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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