2010年12月17日

Collocation in Use(Advanced)買いました。

Collocations in Useを終えてから、朝勉の時間を英字新聞読むのに当てようと思ってたけど、案に相違してさっぱり。このままではダメなので、AdvancedをAmazonでポチリ、来週からまたコツコツやってきます。それと"Stavation Lake"ってミステリを買いました。年末までに読めるかな。

読みかけの"The Coldest War"、面白いんだけどいかんせん長い。小説と違ってストーリーに乗って読み進めるってことがでけんのもツライとこです。文章が"That~"という構文で始まるのが多く、またカンマで修飾してるのが多くてなかなかスイスイ読むとはいかんのです。

朝鮮戦争は金日成がやる気まんまん、南進すれば韓国の共産主義シンパが蜂起してあっという間に統一ですわとスターリンや毛沢東に自信たっぷりだったとか。どうも本気でそう信じていたらしく、このへんを毛沢東は危うんでいたとか。共産主義シンパは蜂起せず、一時プサンまで追い込んだもののこれは韓国とアメリカ軍の脆弱さによるものでありました。結局伸び切った補給線を分断するアメリカお得意の戦術で戦線はあっというまに逆転。

"After all, he(Kim Ill Sung) had not risen to power not by battlefield...He had not learned anywhere near as many lessons on his way to power as Mao or Ho."

金日成が抗日パルチザンの英雄としてソ連に「作られた」存在であったことは近年の常識だろうけど、結局毛沢東やホーチミンのように戦場でのし上がり民衆を組織して、といったタイプでなかったことがヴェトナムとかと違って半島の分断状態が継続してる理由のひとつかもしれませんね。ここの指摘は興味深かったな。

starvationlake.jpg

さて"Starvation Lake"の邦題、「湖は餓えて煙る」だけどなんかな〜。この邦題ではワシはちょっと手に取らんだろな。最近の流行なのか、出版社の意向か訳者の趣味か。小説や映画の邦題ってけっこう重要なファクターだと思うんだけど。

うまいことつけたな〜と思うのが「ライ麦畑でつかまえて」ですね。"The Catcher in the Rye"を微妙に意図的に誤訳したような。実は「ライ麦」は早くに翻訳されていて、そのときの邦題が「危険な年齢」サリンガー著、だったらしい。ううむ。まあ確かに。

"The Great Gatsby"は映画が「華麗なるギャツビー」で公開されたからか、ワシが高校生のときに読んだ当時は本もそういう邦題でした。もともと小説の翻訳がそうだったのか、映画の邦題にあわせて変えたのかわかりませんが。

このあいだ読んだ"The Quiet American"は「おとなしいアメリカ人」はまあそのままだけど、quietのダブルミーニングまでは伝えられませんね。"A quiet American is a dead American"っていうことわざというか、clicheというか。このパターンはたぶん長い伝統があって、"A good Ni**er is a dead Ni**er"、太平洋戦争中は"A good Japanese is a dead Japanese"、朝鮮戦争はJapaneseがKorean、ベトナム戦争ではcharlieに置き換わったわけです。

charlieはベトナム共産軍のアメリカ軍からの渾名で、Vietnumese Communist = V.C = Victor Charlie=charlieとなり、ひろくベトナム戦争中のベトナム人一般を指すようになったらしいです。ベトナム戦争ものではレヴェル1くらい頻出であります。V.CにVictorを当てた段階で、アメリカ兵は「勝てない戦争」だと思ってたのかもね。

邦題と原題の関係は興味しんしんなのでまたまとめて記事にするかも。そんなのを楽しみにしてる奇特なひとは当てにしないで待っていてくだされ。
posted by デンスケ at 08:09| Comment(15) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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