2010年11月10日

ペーパーバックを読む〜英検1級対策

ワシは通勤時間の暇つぶしにPBを読み始め、なんか知らんが幸運に恵まれ1級取れた「丸儲け」的なタイプであるのは卑下自慢っぽく聞こえるまで書いてるのだけど、実際そのとおり。「芸は身を助く」ぽいかんじであります。勉強はしたデ。いっぱい読んだもん。ただし、あんまりツラクなかっただけで、これは幸運でした。

PBを読み始めたのは2006年の最初くらいから。2年経って準1受けてみようかなと思い、これは特に問題なく通過(2007-3)。で、そこで1級を受けてみるかと思い、前に書いたように英字新聞やら読み始め1年後に1級受検。1点差で1次敗退。次回(2009-1)で1次合格、2009-3で2次通過したわけで、丸4年かかりました。準1受かるまではPB読んでただけ。リスニングなんかまったくしなかった。ここまでで読んだ冊数は多分50冊くらいですかね。1級1次受かるまでにはもう25冊くらいは読んだかな。

準1受かるまでは月2冊ペースで1級1次までもほぼ同じなんだけど、準1以後は英字新聞やpodcastのリスニングが入ってきたし。2008年は1週1冊ペースで読んでました。それだけ読むのが早くなったんだろうね。

で。PBが英検1級にとってどうかというと・・・「十分条件ではあっても必要条件でない」でしょうね。英字新聞読まずに1級取ったひとは想像しにくいが、PB読まずに取ったひとは多いような気がする。(ここでいうPBはフィクションやら「読物」の類を指します。)

それじゃPBは役に立たないかというと、絶対にそんなことはない。ただ、短期的な即効性はないでしょうね。漢方薬みたいに、ジワジワ効いてくるというか体質改善に役立つかんじ。どっかのHPに「英検は新聞記事や評論が出ます。小説を読んでも役に立ちません」なんて書いてあって呆れたけど。たぶん、1級取ったひとが書いてるのだとしたら、PBを読んだことがないのだろう。

具体的に何がいいかというと、
・とにかく英文を読む絶対量が多いので、自然にコロケーションが身につく。
・知らない単語がでてこないほうが少ないので、未知単語が出てきても気にしなくなる。それでも何度もでてくるのは見覚えがあるので、引いてみたら1級単語だった、つうのが実に多い。
・小説好きだととにかく楽しい。苦にならないのに英語を吸収できる。
ええことだらけです。手っ取り早い結果を求めるのでなければ。

たとえば、近所の中高生に「国語が苦手で」なんて相談されたらどうするかね。たぶん、「本や新聞を読みなさい」と答えるのでは。「問題集をいっぱい解きなさい」っていうかな。これが英語だったら答えは逆転するだろう。なぜなら、日本での英語は試験を前提としているのが普通だからだ。

ワシが問題集を一切やらなかったのはこういう理由でアリます。あんまり試験のことは考えなかったし。その暇があれば、なんか読んでるほうが得策と判断したからだ。こういうちょっと極端なのはワシが特に英語に実利的な何かを求めてるというわけではなかったからだろう。なので、若いときには無理な話やったらやろな。これを「シルバー英語」というとります。

でも、「瞬間英作文」のひともPBを読むのはいいことだといっておられるぞ。きっちり勉強してきたひとも、英文を丸呑みにする逞しい胃袋を作ればすごおく飛躍的に英語力を伸ばせるかも知れない。逆に自分みたいにラクチンな方法を選んだのはわかりやすく壁にぶつかってるわけで(笑)。

うまくいえないけど、なにか壁を(例えば英検1級)超えるのはちょっとした飛躍が必要なのだろう。小学校のとき、跳び箱ありましたよね。なかなか自分の力だけで飛び越えるのは難しい。助走や、踏み切り板を蹴るタイミング、リズムよく手をつくとかすれば実は簡単だったり。

PBを読むのは、その助走やタイミングを整えてくれるものだと思う。楽しんで読めば、長期的には必ず力になると思うのですが・・・。
posted by デンスケ at 21:41| Comment(8) | 役に立つのか立たないのか英検関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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