2010年10月16日

枕頭の書

明日は英検の一次ですね。受検されるみなさん、自分の力を信じて全力を尽くされんことを。

しかしワシが言うとどうもウソくさく聞こえるかも。人徳のなさだな。先日も「ムーミン」のちびのミィはスナフキンの異父姉だといったら誰も信じてくれなかった。ミィとスナフキンの母親は奔放な女性で、スナフキンの父親と出会ったのは、ミィがお腹にいるときという設定なんである。ホンマやで。(←こういうと誰も信じない。なんでヤロ?)

ワシは本がないと寝付けないタイプで、枕元には常に本がある。さすがに眠いアタマで洋書は読めないので、たいがいマンガ。水木しげると諸星大二郎が2大favouriteで、くりかえしくりかえし読んでる。和書は買ってないし、3年前にマンガ以外すべて処分したのでほとんどおません。

そのなかで例外なのが、↓ これ。

聊斎志異.jpg

「聊斎志異」は中国の清の時代に蒲松齢つうひとが民間に伝わる怪奇譚をアンソロジーに編集したものという体裁だけど、実際は著者の創作も相当入ってるんじゃないかと思う。ワシは中国の志怪モノが好きで「唐宋伝奇集」なんて本(これも岩波文庫)も読んだけど、聊斎志異のほうがストーリーが相当洗練されてる。

怪奇モノとはいえ、おどろおどろしいものばかりじゃなくて夫婦愛を描いたものとかも多い。狐や鬼(いわゆる日本の鬼ではなくて、幽霊)がよく美女になって登場するんだけど、面白いのは生きた人間との間に平気で子供とか作っちゃうところ。やたら美女と栄達、富貴を描いたのが多くてやはり古今東西、人間の欲望は一緒でんな〜。

1pほどの短いのから、ちょっとした短編小説くらいのまで様々だけど本当に面白いです。とはいえ、短いから寝る前に読むには最適ですわ〜。汲めども尽きせぬ味わいがあって何度でも読めるのがいいね。

カフカも褒めてたらしいけど、英訳とかで漢字の現す感覚が出せるのかな。なんだかんだいって、日本語は漢字文化圏、こういう本は同じ翻訳とはいえ原文に近い感覚を味わえるのでは?と思います。


きょうは朝からなんだか寒く感じられた。Mercury fallingですな。Stingに同名のアルバムがあるけど、ワシは「水星が沈む」だと思ってたら「水銀柱が落ちる=気温が下がる」でした。うむむ。



冬の歌だけど、これから秋が深まっていく季節にもよく合うね。
posted by デンスケ at 20:30| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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