2010年09月23日

The Last Child / John Hart

458p、読了。

lastchild.jpg

出だしが少年の冒険から始まるから、大胆な広がりを持った作品かなと思ってたら、謎解き要素の強い作品でした。社会的な問題はもちろん色濃いのだけれど、それが家族というものにどういう影響をもたらしていくかというようなストーリーでした。わりとこじんまりとまとまったかんじ。

ここで白状するけど、ワシがミステリファンかどうかというのはかなり怪しい。好きですけどね。ただし、いわゆる謎解き要素の強いフーダニットとかははっきりいって嫌い。ワシは高校2年生のときクリスティーの「オリエント急行」を読んで、読後、壁に投げつけた。それ以後、クリスティーは読んでいません。興味なし。エラリー・クインも読んでない。ディクスン・カーは仕掛けがアホらしくて、むしろ笑わせてれるので読みましたけど。

ミステリ、しかも謎解き要素の強い作品というのは感想書くの難しいですね。まだ読んでない人いるし。前半は快調だったけど、後半はゆるゆると謎に迫っていくかんじでこのへんは好き嫌いが分かれるんじゃないかな。ネットの書評を読むと「後半が圧巻」という声が多くて、自分とは反対だった。謎解き好きなミステリファンならそう思うかもね。

ワシは謎解きより登場人物のキャラクターが立った作品が好きだな。この作品はあまりそういう方向を志向してはいないような。むしろ控えめにすることで際立たせるよう工夫してるのかも。そこまではよくわからないです。

英文は普通。ただし、シーンが変るとスペースを空けるのが普通だと思うけど、この作家は続けて書くから、いいかげんに読んでるといつのまにか全然違うシークエンスだったりで困りました。ワシみたいな雑な読み方をする読者には不利である。

これで14冊目。目標の年間20冊は難しそう。
posted by デンスケ at 20:25| Comment(4) | PB | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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