2010年08月23日

TOEIC千本ノック

夏負けでさっぱり食欲がなく、晩メシを食べる気も起こらずしたがってビールも呑まない。ヒマだ。
というわけで怒涛のup。

Anchorsongさんとこや大阪の主婦さんのブログを見てると「TOEIC千本ノック」なる本があるみたい。もと大阪府知事の。それは「横山ノック」だ。淫行で知事を辞めて晩年は恵まれんかったねえ。違う違う。千本ノックといえば、「巨人の星」だ。夜に公園でやるのだ。小学校低学年を夜遅くまで引っ張りまわして、ナニを考えてるんだ。しかもボールにガソリンぶっかけて火をつけるという非常識な行動するし。どこにガソリン隠してたんだ。(ひょっとしたらウォッカかもしれない)

とまあこういう予備知識があるので、千本ノックはビビるな。ワシにはこっそり影で泣いてくれる明子ねえちゃんもいないし。しかしワシとて、「ペーパーバック養成ギブス」で鍛えてきたのだ。PB養成ギブスを外すと、驚くほどの速読力を見せる(かもしれない)のだ。しかし千本ノックで鍛えたところで・・・・。

「でんすけ、お前はTOEICに負ける!」
「え?な、なんだってとうちゃん!」
「こんな練習をいくらやったって同じことだ・・・むだなのだ」
「お、おれが負ける・・・そ、そんな」

「TOEICはお前が考えているよりはるかにおそろしい試験だ」
「英検1級の問題数は130分で69問、これに対してTOEICは120分で100問。英語の本場、アメリカのTOEFL仕込みの猛スピードは・・・いったん試験が始まるやいなや、お前を確実にノックアウトする!鉛筆がとび、お前は血ヘドをはいてぶっ倒れるのだ・・・」

むむむ。ワシはこの難局をどう切り抜ければいいのでしょうか?(面白くなくてもこの項、続く:次回未定)
posted by デンスケ at 22:31| Comment(8) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

A Dead Hand / Paul Theroux(2009)

adeadhand.jpg
265p、読了。

ポール・セローは映画「モスキート・コースト」の原作者。ハリソン・フォードといまは亡きリバー・フェニックスが出てた映画なので、見たひともいるのでは。あるいは、村上春樹が翻訳した「ワールズ・エンド(世界の終わり)」の作者なので、ハルキストなら読んでるかも。知ってる人は知ってるけど、知らない人はなにそれ?かな。紀行作家として有名だけど、いま日本ではアンソロジー以外は翻訳は絶版みたいで、残念なことである。

全然関係ないけど、「蒼井優」という女優さんがいるらしいですね。ワシは「蒼井そら」というAV女優と混同していて、大河に出ていると聞いて「えっ、ハチミツ二郎と同棲しとったんやろ」とヨメハンと噛み合わない会話をしたんである。紛らわしい名前付けるなって。しかし、蒼井そらも斯界では有名なAV女優さんではある。どんな顔か知らないけど。ホンマだ。

ナニをいいたいかというとだな、
@ポール・セローは有名な作家である。
Aワシは芸能人のことをほとんど知らない。の2点だ。Aはどうでもいいな。

この作品はカルカッタを舞台にしたミステリ仕立の小説で、「あのセローがミステリを書いた!」つうことでかなり注目されたみたいだけど、米amazonとかの評価を見る限りあまり芳しい評判ではないみたいだ。確かにインドの社会と犯罪を描いたつう面白さはあるけど、舞台も謎解きもどっちもが中途半端という印象。

主人公は行き詰った作家で、インドで講義などしながら無為に時を過ごしている。そこに息子の友人のインド人が殺人事件に巻き込まれたので手を貸して欲しいという謎の手紙。差出人はインドに移住した美しいアメリカ人の未亡人。未亡人は非常に裕福な実業家である一方、孤児院を営み、その見返りも求めず名声も求めてはいない。作家は未亡人に会い、その美しさと人間愛に強く惹かれる。

とまあこんな設定だけど、プロットはバレバレでいささか興ざめ。悪名高いインドの人身売買や少女売春も描かれるけど、ごく浅くなぞったという感じ。米amazonの不満もそのへんに集中しているみたいですね。「セローならもっと面白く書けるはずだろ」つうところ。ワシもそう思った。「モスキート・コースト」なんかむちゃくちゃ面白かったのにな。それにこの本、薄い割りに2000円くらいして高かったのだ。普通のPBみたいに1000円くらいならワシも文句はいわなかったくらいの面白さというところです。(セコイな)

hotelhonolulu.JPG
セローの作品は、"Hotel Honolulu"というのを読んだことがあって、これは面白かった。ホノルルの安ホテルを舞台にした悲喜劇だけど、登場人物の誰一人としてまともなのがいない。行き詰った作家が雇われ支配人、オーナーのハワイ人はアル中、その強欲な妻は売春宿から逃げ出したフィリピン人、作家の妻は女好きで有名な暗殺された大統領の隠し子(らしい)でホテルのメイド。ホテルの部屋の片付け中に作家とやっちゃって子供ができたので結婚。全体としては鬱展開なのに妙に明るい。未訳なのが残念。

この作家は単語とかはムズカシメだけど文章は明晰で読みやすい。英語教師をしてたという経歴が影響してるのかな。翻訳は入手困難なので、興味があればぜひ原書を。
posted by デンスケ at 19:43| Comment(8) | PB | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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