2010年07月04日

Books Baguettes & Bedbugs / Jeremy Mercer

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♪ ボヘミア〜ン 破れかけのタロット投げて〜 ♪

こんばんわ、調子に乗っていたら案の定タイガースが負けてガッカリの
ワシであります。

標題のPB、258p読了。小説ではなくてノンフィクションらしいけど、どっちか
いうとノンフィクションノベルといった趣。「深夜特急」とか、あんなかんじ
ですね。ワシはなかなか面白く読めました。

主人公はカナダで大学を卒業後、地元紙で事件記者をやってたけどとある事件で
嫌気がさし、逃亡するようにパリへ。そこでShakespaer & Companyという古本屋に
遭遇する。もともとShakespaer & Companyという本屋はSylvia Beachという女性
によって始められ、ヘミングウェイやフィッツジェラルド、ジェイムス・ジョイス
とかいった作家がたむろしていたらしいけど、ナチスのパリ占領により閉鎖。

戦後、アメリカ人のGeorge Whitman というコミュニストが初代の名前を継承し、
古本屋のみならず、芸術家志望の人々の無料宿泊所として50年以上も営業してきた。
主人公=語り手はここで(風呂にも入れないくらいの)貧乏ながら刺激的な
生活を送る、というお話です。英語のwikiにShakespeare and Company (bookshop)
の項目があるから興味あるかたは見てください。動画も見つけた。


主人公は1年近くこの本屋で生活を送るわけであるけど、特にすごい事件が
起こるわけでなし、淡々と日々は過ぎ去っていくわけです。あんまり文学とかに
興味ないひとには面白くないだろな。ワシはここの本屋にビートニクの代表的
存在であるバロウズやギンズバーグが関わっていたっつうが面白かったです。
なにげにチャールズ・ブコウスキとかの名前も出てきたり。

なんというか、「青春のメモリー」というかんじですか。うわ、恥ずかしい。
特筆すべきは文章の読みやすさで、スイスイ読める。とはいえ、いわゆる
1級単語というのも頻出します。いつもワケわからないの読んでるから、こういう
素直な文章だと単語が浮かびあがってくるようです。

ところでボヘミアンつうのは芸術家志望の放浪者(?)を指す言葉みたいだけど
日本ではどうなんでしょう。やはり葛城ユキですか。このひともう60歳越えて
るってビックリしました。「ボヘミアン」はもともと大友裕子の曲だったんだけど。
誰も大友裕子なんか憶えてないだろな。「傷心」は名曲でした。
posted by デンスケ at 22:02| Comment(0) | PB | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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